日本ペイント「パワーオーデフレッシュSI」シリコン平米単価3,800円<評価★5>
2017/04/11
目次
日本ペイント「パワーオーデフレッシュSI」の特徴
パワーオーデフレッシュSIの性能
最新技術による親水化塗膜による超低汚染性の実現しました。
水性2液形シリコン樹脂系塗料の強固な結合で高耐候性能の他に今までと比較してワンランク上の強力防藻防カビ性能を発揮します。
超低汚染性能については、通常の塗膜では水を弾いてしまう親油性の塗膜ですが、親水性にすることで水がすぐに馴染み、汚れの下に入り込みやすくなります。
この作用により、汚れが水に流されやすくなるため綺麗な外壁が長続きするのです。
パワーオーデフレッシュの親水性塗膜は超親水性塗膜を実現しており、より水になじみやすい構造で、今までの親水性塗膜以上の汚れ防止性能を発揮することが可能になりました。
防藻防カビ性能においても、日本中にある藻やカビの菌の種類はとても多く種類があり、それに対応した防藻防カビ剤でないと結局のところ発生してしまうのですが、多くの菌に対応するタイプの薬剤を使用する事によって、強力な抑制機能を実現することができたのです。
パワーオーデフレッシュSIの耐久性
耐候型何種の記載はありませんが、性能的に見て1種相当の性能は持っています。
約10年経過の2500時間の試験では90パーセント近くの光沢保持率を維持していることから、12年から15年程度の性能だと見れます。
緻密で強固に結合した分子構造の働きによって、外壁塗膜の紫外線による劣化を最小限に抑えることができます。
ウレタン樹脂の場合はキセノンランプ照射試験で1000時間程度で90パーセントの光沢保持率のところ、パワーオーデフレッシュSIではウレタン樹脂塗料の2、5倍の耐候性を持っていることが確認できました。
耐久性には藻やカビが発生しているといないとで大きく差が出るため、防藻防カビ性能がついている物はより長く耐久性が向上するといえます。
パワーオーデフレッシュSIの単価
3工程で主剤をDANフィラーリフレックスを使用すると3800円の積算価格になります。
パワーオーデフレッシュSIのコスパ
2016年の10月に新発売の商品なので性能的には高ランク品になっております。
水性で2液型なので使いやすくはありませんが、しっかりと使用出来るならコスパは高物になります。
他の塗料との違い
使いやすさよりも高性能を求めた商品なのでまだそれほど出回っている商品ではありません。
より良い物を水性塗料で求めるのならばこちらをお勧めします。
パワーオーデフレッシュSIの評価
おすすめ度(5段階評価★★★★★)
塗装屋さんの評判
小さい子供さんや、家の方が匂いに敏感な方がいるなどの制約があり、水性塗料しか使えないが高機能な物を使いたい。
そんなときにお勧めしたのが水性2液型タイプのパワーオーデフレッシュになります。
汚れやすい横張りサイディングなど、最近は凸凹が大きい外壁が多くなり、溝に汚れが溜まりやすくなっていたのですが、きれいが長続きするようになった、などと言う声を戴いています。